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未経験から始めて、
9年間も続いています。

工場 パートスタッフ
新井久美子(2007年入社)

たまたま雑誌で見かけたのが、
入社のきっかけ。

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まったくの初心者で入社して、気がついたら9年が経っていました。それまでは雑貨屋さんや、ケーキ屋さんで接客をしていたのですが、裏方の仕事がしてみたくなって。たまたま雑誌で求人を見かけ、家から自転車で通えるホワイトウイングスの工場に応募したんです。ワイシャツの機械仕上げからはじめて、男性もののジャケット・パンツ、女性もののスカート・ブラウス、と数年かけてアイロン仕上げの全工程を覚えました。最初は小さなシワが目立っていたけれど、完璧に仕上げないと気が済まなくて、自分なりに攻略して少しずつコツを掴んでいって。でもそれだけじゃ足りなくて、ベテランの先輩方にコツを聞いてまわりました。みなさんいやな顔ひとつせず、優しく教えてくれました。おかげで、目からウロコの手法を次々聞き出せた。教えてもらった方法でシワが上手に消せると、うれしくて。ハマっちゃいました。


1日1200枚のワイシャツ。
1枚たりとも失敗できない。

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今の工場には、多い日で1200枚のワイシャツが届きます。常に意識しているのは「衣類一枚一枚をていねいに扱うこと」と「その日届いた枚数を時間内に仕上げること」。お客さまの衣類は替えがきくものじゃないから、たとえ1枚でも絶対に失敗できません。緊張感があります。時間内に仕上げるためには、ただ流れてきたものをこなすだけじゃダメ。衣類の特徴に合った仕上げ方法を見極めてから作業するようにしています。たとえば、シワだらけのワイシャツを仕上げ機械にかけると、余計なシワが増えて洗浄工程からやり直し、なんてことも。これは最初から手でアイロンをかけていれば済んだ話です。1枚もやり直す必要がないように、現場の一人ひとりが考えて行動する。作業スピード以上に、見極めの確かさが大切です。


ひとりじゃない。チームではたらく。

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工場にもお客さまの声が届きます。工場長から「うちの工場の仕上がりを褒めてもらったよ」なんて話を聞くと、うれしくって。もっとがんばろうって思います。私たちの工場は、チームの一体感が自慢。ワイシャツは5人1組で作業するのですが、担当する人によってスピードや得意分野が違うので、遅れが出てしまったり、シワが残ったままだったり。そんなときはベテランがフォローしたり、ポジションを変えて工夫します。指示通りに動くだけじゃなく、みんなが「仕上がり第一」の気持ちを忘れません。先に終わった人が、遅れているポジションの助っ人に率先して入ってくれる。助けてもらうと、今度は「私も」って助け合いのサイクルが回っています。初心者の私でもここまで続けられたのは、そんな離れがたいチームがあるから。今までの仕事は個人で完結してたけど、ここではチームワークがすごく大切。楽しくて辞められないですね。