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気づけば30年。
私も、会社も、
まだまだこれからです。

生産部長
柴田洋(1993年入社)

入社1年、22歳の副工場長。

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クリーニング市場が盛況だった1993年、ホワイトウィングスに入社しました。いちスタッフとして工場へ。当時は次から次へと衣類が届き、作業に追われて忙しかった。けれど、なにかしらの技術を身につけたいと考えていた私にとって、おもしろくてたまらなかった。着実に上達していることが実感できましたから。1年が過ぎ、副工場長になることに。工場長がいない状況で、22歳の私が実質、工場をまとめることになったんです。まだまだ知らないことも多く苦労しましたが、母親ほどの年齢のパートさんたちが、息子のように想って協力してくれました。多くを学んだ1年間。工場長や店舗管理マネージャーとして各工場を渡り歩くようになってからも役立つほど、濃い経験をさせてもらいました。


業界の流れに逆らった、
品質重視の新しいクリーニング店。

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2000年、現代表の中村が入社し、ホワイトウィングスは変革期に突入します。業界の主流だった生産性重視の「薄利多売型」から、仕上げ技術の高さで勝負する「品質重視型」へ切り替えたのです。工場の現場で品質管理にこだわりを持っていた私は、生産性を追い求めると、品質を追求しきれないジレンマに悩んでいた。だから、変革に大賛成でした。当時、工場と店舗の両方を管理していたので、会社の新しい考えを既存スタッフ、お客さまそれぞれに理解してもらえるよう伝えることが第一だと行動しました。スタッフさんへは、お客さまにより大きな喜びを届けられるのだと伝え、接客もお客さまにより共感していただきながら、スタッフとお客さまがフレンドリーに楽しめる方法へと切り替えていきました。時間はかかりましたが、地道にコツコツ発信し続ければ、共感を得られることを、体感することができました。


ホワイトウィングスの成長は、
いまなお進行形です。

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おかげさまで、ホワイトウィングスの品質へのこだわりが認知されつつあります。でもまだまだ。もっと成長させたい。その上で、経営目線をもった売上管理はやはり大切。各店舗、目標達成のこだわりは厳しい方だと思います。ただ、数字はあくまで結果。お客さまのお役に立って喜んでもらえて、はじめて売上に繋がるものですから。一人ひとりの頑張りが重要であること、楽しんで働いてもらうことを念頭に指導しています。スタッフのみなさんがお客さまの声をよく聞いて、最善のサービスを考えて提案している。イキイキ働ける職場だと言ってくれる部下がいる。また、会社が意図したことが現場で体現されているときも、嬉しくなりますね。振り返れば入社して30年。私自身も楽しみながら、今後もホワイトウィングスの発展に全力投球していきます。